NEW! ポップコーン式英語習得法

ポップコーン式英語学習法①

 

Phonemeと Phonics 

 Phonicsは日本に紹介されてから久しく、取り入れている教室もあるようですので名称だけでも聞かれているかと思います。英単語の読み方の簡単なルールをまとめたものです。Short Vowelsから始まりPolite Vowels, Silent-eなど、アメリカ子供たちは既に耳から入っている英単語の書き方読み方をこのルールを基として覚えていきます。

 

 Phoneme(フォーニーム)はあまり聞きなれないかもしれませんが、英語学習にはとても大切なものです。日本語では『音素』と翻訳されているようですが、残念ながら英語学習としての確立は日本では難しいのでしょうか、取り入れている英語教室をあまり聞きません。英語が英語らしく聞こえる音と認識するということです。

 

PhonemeはPhonicsのように学ぶルールはありません。しかしMother Goose やたくさんの絵本を通してアメリカでは幼稚園までに大きな時間を費やして指導されて子供は英語の音感やリズムを学びます。語学学習の順序としてはまずPhonemeの学習があり、英語の音に慣れてからPhonicsと入っていきます。

 

ポップコーンではElementaryのクラスが始まる以前のクラスでPhonemeの学習を取り入れています。ここで生徒は正しいアメリカ英語の発音に触れて耳を慣らしていきます。

 

ポップコーン式英語学習法②

Scaffolding

 ポップコーンではKinderまでは児童は鉛筆を手にしてアルファベットや単語を書く練習は致しません。これは子供の筋肉の成長と認識心理学の成長とを考慮しドリルのように練習させることが適切でないと判断しているからです。できないことをするのは楽しくありませんし興味も沸きません。また小さなお子様には細かな線を器用にコントロールするのに必要な筋肉や脳の成長もありません。

 

ポップコーンは子供が現在の成長点にちょっと手助けをしてもらって届くレベルの到達感を味わってもらいたいと考えています(これは英語の教育専門用語でScaffoldingと呼ばれ、幼児教育に最も効果的な教授法とされています。)手で紙を破いたりはさみを使ったり、いろいろなものをさわったり舌で味わったり、書くより前の段階の活動が幼児期には大切です。それらを通して英語に触れて自分に意味のあることを覚えて行ってほしいのです。

 

 鉛筆を持たないと書きましたが例外は自分の名前です。ポップコーンでは自分の名前はKinderで読み書きの練習をします。アメリカのPreKやKinderのの子供たちに日本語を教えていた頃、よく「自分の名前を日本語で書いてくれ」とせがまれました。子供にとって自分の名前は意味のあることなのです。日本の子供にとっても同様でしょう。自分の名前を書き、読めることは子供にとってはとてもエキサイティングなことで、目的を持って行える学習活動です。